帰国してはじめてのワークショップです。入学したばかりの1年生。制作時間は4時間。
支給材料と道具。ダンボール紙、割りばし100膳、輪ゴム1袋、はさみ、セロテープ。ビー玉1個。材料費、315円。4人で1チームで制作します。
割りばしで構造体を作って、ダンボール紙でビー玉の通路を作ります。ビー玉の動く時間の長さを競うゲーム。しっかりした構造体を割りばしと輪ゴムで作る事、玉の動き方を考える事、限られた材料の使い方を考える事、チームでアイデアをまとめて作業役割分担する事などが、このWSの目的です。
作業開始です。
一番安定するのは、やはり三角垂。このチームは、その形を応用して組み立てています。
このチームは平行に3回折り返して、時間をかせぐ作戦。
このチームは、ゆらゆら揺れながら、徐々に下段に落ちていく作戦。
このチームは、構造体のまわりをグルグル回る作戦。
4時間を終えて、1チーム5分の持ち時間の中で、最長滞留時間を計ります。今日の最長時間は、50秒。
しっかりした構造体の重要性=フレーム構成の重要性、手持ちの材料と道具を有効に使う事(サバイバル状況と同じ)、チームワークの重要性などなど、この体験を通じて身につけてくれたと思います。
笑いながら、ドキドキしながら、時には緊張して見守る静寂に包まれる学生達との時間は、僕にも元気をくれました。
数時間で作成した、これらの作品は、4月28日の大学オープンキャンパスでも展示します。
このきじではわりばしなどをつかっていますが、家の中の空間と家具などのものを使って
ビー玉ころがしをするのもいいんじゃないかとおもいました。