school architects blog
IKEAのディスプレイ - 卒業生の仕事

初めて訪問したIKEA。話に聞いていた通りのスケールで期待通りです。

神戸ポートピアにあるお店。

閉店後から朝にかけて、この通路では、トラックやフォークリフトが、商品の補充やチェックで走り回るそうです。店舗=倉庫。祇園祭で道路が人が埋めつくされる風景の逆パターン。一度見てみたいものです。

訪問した理由は、セイカ建築大学院を修了した、環まりこさんが、ディスプレイを担当していると聞いたからで、彼女が自分でデザインした部分を案内してもらいました。

 

 

部屋の主人公を想定して、彼、彼女のテイストを表現しています。家具は当然IKEAの商品ですが、服など足らないものは、調達してくるとの事。面白くて楽しい仕事です。

 

 

 

 

ファンシーな子どもの部屋。デザイン部門の上司の方(日本人ではない)と相談しながら決めていくプロセスが勉強になる、との言葉。

照明のライティングも学んだそうです。どのように光を当てたらお客さんの目を引いて興味を持って近づいてもらうことができるか。僕も教えてもらいましたが、企業秘密なので残念ながら紹介はできません。

この部屋は20代女性でしょうか。主人公になりきって行うインテリアデザインは楽しいだろうな、と想像できます。なにげなく引き出しを開けると、中にはその場所にふさわしいグッズなどが入っているほど凝っています。当然、IKEA商品が中心です。

入社して、まだ1年も経っていませんが、しっかり「デザインする仕事」を楽しんで、いい仕事をしている、と感心しました。まだまだこれからもデザインする腕を磨いて欲しいと思います。

IKEAは食堂もお洒落。スタッフ同士も仲良し。「仕事をする環境」そのものもデザインされているように感じました。素晴らしい職場です。

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. 建築が環境を破壊するものであることは疑いようもありません。 一方、ある目的のためには、空間が必要であることも事実です。 犠牲にしてまでつくられる空間とは、一体どうあるべきなのでしょうか。空間の「質」は、広さだけの尺度で判断することは出来ません。単なる箱をつくるのではなく、空間のかたちや光、音、雰囲気など、人々にとって、記憶に残るような魅力を持つものを残していきたいと考えます。 次世代から現在の環境を預かっている、という立場に立ち、 建築・インテリア・家具・まちづくりのデザインを行います。

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