1年生の後期の第1課題は、「自分の住む住宅」を1週間でデザイン。
その後に各自の案を持ち寄って、3~4人でチームをつくり、同じ敷地で、数世帯で済む「集合住宅」を1週間でデザイン。
意外とグループ作業がスムーズに行われている事に感心。
どんどん、スケッチが描かれて、コミュニケーションを取っています。
担当する教員は、見守るだけ。勝手に進行するのを見ていました。
さて、今日はその発表会。
道路側に、ガレージ、店舗とレストランを配し、奥に3世帯の住宅をつくったチーム案。
アプローチは右端の細くて狭い路地を通って、水面が広がる開放的な庭に出るというシークエンスが考えられています。
ずらされたことによって、できたテラスは各住戸の専用庭になっています。
2階に住む人は店舗・レストランを経営しているので、住宅と2階は結ばれています。
模型は内部までつくりこまれていて、1週間の作業とは思えません。チームで話し合って、案を決めて、図面化や模型製作の作業を分担して、、、、。
外壁をガラスにして、プライバシーの必要な場所には、壁を内側につくり、上部を透かせる、という設計のプロが考えるような事を平気で話す学生。1年生なのに。
出題した、私も矢部先生も、この案に出会えたので満足です。