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間接照明の女王

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「間接照明の女王」

世間からそう呼ばれている、家元あき さん。

セイカ建築学科の卒業生です。

DAIKO大光電機株式会社 ライティングデザインオフィスに勤務されています。

 

名刺に「照明士」という肩書が。知りませんでした、この資格。

「可能性の空間」という授業で、お仕事の事などを話してもらいました。

USTREAMでは、

http://www.ustream.tv/recorded/35413909

 

 

 

 

 

 

 

彼女の卒業制作は今でも覚えています。

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これは、卒業制作 住宅作品のコンセプト模型。細長い家型のアクリルの塊に、クローバーが2枚、封じ込められています。

僕の研究室は、モノの保存がしっかりできているので、13年前に作られた学生のモノも保管してあります。

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彼女の作品は、このモデルの通りに、好きな男女2人が、ほとんど会わないで過ごす極端に細長い住宅。詩的情緒あふれる作品でした。

akiで、昨年出版された、間接照明マニュアル本。読んでみると、大変役に立つ内容を、親切でわかりやすい記述でまとめられていて感心しました。

4このように、彼女自身が描いた平面などのスケッチで説明。自筆の文章も厳選された言葉で綴られています。

5断面パースや断面など、空間を演出するポイントを解説。失敗しやすいポイントにもふれて、わかりやすく。

6平面図、断面図、パース、写真など、空間デザインのすべての手法を駆使して。すべての表現からは、読者にわかりやすく伝えようとする姿勢をうかがうことができます。

とてもいい本なので、当日参加しなかった学生達にも薦めましょう。家元あきさん、ありがとうございました。また、母校に遊びに来てください。

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. 建築が環境を破壊するものであることは疑いようもありません。 一方、ある目的のためには、空間が必要であることも事実です。 犠牲にしてまでつくられる空間とは、一体どうあるべきなのでしょうか。空間の「質」は、広さだけの尺度で判断することは出来ません。単なる箱をつくるのではなく、空間のかたちや光、音、雰囲気など、人々にとって、記憶に残るような魅力を持つものを残していきたいと考えます。 次世代から現在の環境を預かっている、という立場に立ち、 建築・インテリア・家具・まちづくりのデザインを行います。

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