school architects blog
ビー玉ころがし建築ワークショップ

帰国してはじめてのワークショップです。入学したばかりの1年生。制作時間は4時間。

1支給材料と道具。ダンボール紙、割りばし100膳、輪ゴム1袋、はさみ、セロテープ。ビー玉1個。材料費、315円。4人で1チームで制作します。

2割りばしで構造体を作って、ダンボール紙でビー玉の通路を作ります。ビー玉の動く時間の長さを競うゲーム。しっかりした構造体を割りばしと輪ゴムで作る事、玉の動き方を考える事、限られた材料の使い方を考える事、チームでアイデアをまとめて作業役割分担する事などが、このWSの目的です。

3作業開始です。

4一番安定するのは、やはり三角垂。このチームは、その形を応用して組み立てています。

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9このチームは平行に3回折り返して、時間をかせぐ作戦。

8このチームは、ゆらゆら揺れながら、徐々に下段に落ちていく作戦。

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11このチームは、構造体のまわりをグルグル回る作戦。

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4時間を終えて、1チーム5分の持ち時間の中で、最長滞留時間を計ります。今日の最長時間は、50秒。

しっかりした構造体の重要性=フレーム構成の重要性、手持ちの材料と道具を有効に使う事(サバイバル状況と同じ)、チームワークの重要性などなど、この体験を通じて身につけてくれたと思います。

笑いながら、ドキドキしながら、時には緊張して見守る静寂に包まれる学生達との時間は、僕にも元気をくれました。
数時間で作成した、これらの作品は、4月28日の大学オープンキャンパスでも展示します。

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. 建築が環境を破壊するものであることは疑いようもありません。 一方、ある目的のためには、空間が必要であることも事実です。 犠牲にしてまでつくられる空間とは、一体どうあるべきなのでしょうか。空間の「質」は、広さだけの尺度で判断することは出来ません。単なる箱をつくるのではなく、空間のかたちや光、音、雰囲気など、人々にとって、記憶に残るような魅力を持つものを残していきたいと考えます。 次世代から現在の環境を預かっている、という立場に立ち、 建築・インテリア・家具・まちづくりのデザインを行います。

ビー玉ころがし建築ワークショップ への1件のフィードバック

  1. 鈴木凜 says:

    このきじではわりばしなどをつかっていますが、家の中の空間と家具などのものを使って
    ビー玉ころがしをするのもいいんじゃないかとおもいました。

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