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聖ミハエル教会

1聖ミハエル教会。1988年。レンガ外装の横しまのデザイン。レンガ部分が礼拝室です。

11十字架と共に人物像。十字架にすがっている様子。縦に暗い線があるのは、縦長の窓。

2玄関ホール。例によって、天井高さを押さえています。それは大きな空間である礼拝室に入った時に空間のギャップを楽しむことができる、特別な空間であることを意識することができる、ための常套手段。鉄柱をまたいだ風除室。壁はレモンクリーム色でやさしくアクセントに。

3礼拝室の正面。この空間もダイナミックバランスを狙っています。その中で、特徴的なのが照明器具。「囲炉裏に吊り下げた鍋」のようにアームが逆?の形。面白いですね。

4右手にパイプオルガン。横に長い礼拝室。天井が壁際からは離れていて、ハイサイドライト、トップライトの光を壁に落としている、自然光の間接照明。

5夜には自然光は入って来ないので、壁を照らす間接照明が取り付けられてます。奥側の壁の窓の形にや壁には曲線や斜めの線を使用。ポストモダンの時代を感じます。

6この礼拝室には、壁にいろいろな形の壁色に近い色の板が、席に向けて取り付けてあります。絵やポスターを貼るためなのでしょう。街に並んだ窓のデザインみたいです。

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8集会室も同様のデザイン。左の窓のようなグラフィックの絵が描いてある壁は、パタパタと開いて横の礼拝室と連結します。

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10廊下と階段。廊下は、丸い裸電球が一直線に並ぶデザイン。ローコストです。

左は階段室の2階の壁。ここでも曲線をデザインに使っています。

この建築が生まれた1988年は、日本では、バブル経済の真っただ中。チャールズ・ジェンクスが、「ポストモダンの建築言語」という本を出版したのが1977年。以降、機能主義から抜け出したさまざまなデザインが、1980年代後半の、デ・コンストラクションも含めて世界中に生まれていきました。その香りが残っている教会です。 (92)

 

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. 建築が環境を破壊するものであることは疑いようもありません。 一方、ある目的のためには、空間が必要であることも事実です。 犠牲にしてまでつくられる空間とは、一体どうあるべきなのでしょうか。空間の「質」は、広さだけの尺度で判断することは出来ません。単なる箱をつくるのではなく、空間のかたちや光、音、雰囲気など、人々にとって、記憶に残るような魅力を持つものを残していきたいと考えます。 次世代から現在の環境を預かっている、という立場に立ち、 建築・インテリア・家具・まちづくりのデザインを行います。

聖ミハエル教会 への1件のフィードバック

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